flow
型枠解体は、コンクリート構造物の形状を正確に保持したまま安全に取り外す重要な工程です。
以下に一般的な作業の流れを示します。
解体作業前に、コンクリートの所定の強度が十分に発現していることを確認します。
必要に応じてテストピースによる圧縮強度試験などを行います。
作業前に作業員へ手順、作業範囲、使用工具、作業分担、危険箇所を周知し、安全対策を徹底します。
支保工(サポート材)が十分にコンクリートを支持しているか確認し、段階的に撤去する計画を立てます。
型枠は原則として上部から下部へ、外側から内側への順に解体します。
これにより構造物や作業員への負荷を最小限にします。
ハンマーなど適切な工具を使用して、型枠を破損させないように丁寧に取り外します。
外した型枠材は次回使用のために丁寧に扱い、所定の場所に整理保管します。
解体後は現場を清掃し、型枠材やくぎ、ビスなどの残材を整理回収して安全を確保します。
解体完了後に構造物表面に欠損や損傷がないかを確認し、必要に応じて補修を行います。
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